油圧ダンパーSoftline

SUSPAの油圧ダンパー(緩衝機器、工業ダンパー、振動緩衝器とも呼ばれる)はすべて、それぞれの製品用途に合わせて最適な運動または最適な振動特性を達成するように設計されています。ダンパーテクノロジー分野における数十年の経験を活かして、当社では振動と衝撃緩衝のためのカスタマイズされたソリューションを提供しています。

機能性

油圧ダンパーとは?ダンパーの構造は?どのような力が作用しているか?ここではSUSPA製油圧ダンパーの最も重要な特性を紹介します。

  • 油圧ダンパーとは?

    油圧ダンパーは緩衝部材の一種です。部品の運動エネルギーを熱エネルギーに変換することによって激しく当たったり、振幅が大きくなりすぎるのを防ぎます。

  • 油圧ダンパーの構造

    油圧ダンパーは圧力チューブと特殊ピストンシステム付きピストンロッド、そして緩衝媒体のオイルによって構成されているので、油圧緩衝機器とも呼ばれています。オイルを充填した圧力チューブ内に特殊シールおよびガイドユニットがあり、これが油圧ダンパーの内部空間に外部の空気が入らないよう(極度の環境条件下でも)密閉しています。

  • 緩衝力

    ピストンロッドが動くと、緩衝媒体のオイルがピストンシステム内の穴を通じて押されます。オイルがピストンシステムを流れる際の抵抗によって緩衝力が生まれます。ピストンシステムの内部構造により、引っ張り方向と押し方向は互いに独立して設定できます。緩衝力はピストン速度によって決まります。

  • 油圧ダンパーの特性線

    線形を、逓増式または逓減式に設定する特性線により、油圧ダンパーを用途に合わせた構造にすることが可能です。SUSPAが開発した油圧ダンパーはすべて、それぞれの製品用途に合わせて最適な運動または最適な振動特性を達成するように設計されています。

応用分野を見つける

SUSPAの油圧ダンパーは多くの用途で快適性と安全性の向上に役立っています。