ピストンロッドとチューブ

ロータリーおよび直動式ピストンロッド、シャフト、チューブは当社の数十年にわたるノウハウによって最高度の品質水準を満たしています。旋削、焼き入れ、研磨、表面塗装、そして仕上げの磨きまで製造工程がそれぞれ互いに緻密に調整されているので高品質の表面が得られます。表面加工には当社では摩擦を少なく、耐久性を高めるための硬質クロムめっきのほか、塩浴窒化法も利用しており、腐食防止の要件をカバーしています。これにより、黒いピストンロッドは非常に硬く滑らかな表面が得られ、外部からの影響で損傷する可能性が少なくなっています。表面粗さの値は製品シリーズごとに正確に達成され、µmの範囲内に保たれています。


クラシックバージョンの他にSUSPAでは横穴やフライス加工、様々な直径や軸方向の深い穴など複雑な形状もご用意しております。当社からピストンロッドを購入してシャシのダンパーや油圧シリンダーを製造する顧客やメーカーと仕事から蓄積された当社の経験をぜひご利用ください。

機能性

ピストンロッドとは?その技術的特性は?SUSPAを利用して製造することのメリットは? 

  • ピストンロッドとは?

    ピストンロッドは互いに調整されたトライボロジーシステムの部品です。

  • ピストンロッドの技術的特性
     特徴
    ピストンロッド径4 - 26 mm
    チューブ径4 - 26 mm
    長さ35 - 700 mm
    粗さ≥ Ra 0,1 μm / Rt 1,0 μm  
    材料鋼、ステンレス鋼、アルミニウム
    表面仕上げ加工硬質クロムめっき、塩浴窒化処理(社内)、ブラウニング処理(黒染め)、亜鉛めっき、不動態化処理(外部パートナーとの共同強酸化剤(硝酸)処理・酸素雰囲気中加熱・酸液中で陽極分極など)。
  • 製造ノウハウ

    CNC旋削

    最新の多軸CNC旋削機械を使って、SUSPAでは従来のカム制御式の単純な旋削加工や、旋削部品をクランピング一つですべて加工する経済的な方法を行っています。

     

    焼き入れ

    誘導貫通焼き入れは部品の指定された範囲の焼き入れを確実に行います。お客様のニーズに合わせてカスタマイズできるテクノロジーです。

     

    無心スルーフィード研磨

    SUSPAの研磨ラインは高速のスループットで、最適な経済性を実現しています。材料と直径に応じて、表面粗さRaが最大0.1 µm以下の最適な表面品質が期待できます。

     

    表面

    硬質クロムめっき、塩浴窒化処理(社内)、ブラウニング処理(黒染め)、亜鉛めっき、不動態化処理(外部協力強酸化剤(硝酸)処理・酸素雰囲気中加熱・酸液中で陽極分極など)により、高い耐食性と耐摩耗性を実現します。これは製品の耐用年数延長に極めて大きな貢献をすることになります。

     

    磨き

    トライボロジーシステムの前提条件となるのは完璧な表面です。当社では仕上げの段階に特に材料の大幅な除去なしに、最適な磨きを行うことにより完璧な表面を達成しています。

     

    柔軟性

    お客様のロジスティックスの要求に合わせ、お客様の希望の生産単位で当社のコンポーネントを準備することは当然のことです。
     

応用分野を見つける

SUSPAのピストンロッドとチューブは多くの用途で快適性と安全性の向上に役立っています。